2022_Lectures

堺教育センター　中学校理科スキルアップ研修・科学教育研修「地学野外実習」関連資料置き場　　2023-07-29

2023年度の研修資料は，月曜日の研修が終わりしだいこちらに置きます．昨年度の研修の資料は下記のとおりです．
今年もこれに準じて行います．大変暑い場所なので暑さ対策だけはくれぐれもよろしくお願いします．
（今年は参加者の方に，ささやかなプレゼントを用意しました．内容は当日に）

薄片に興味を持たれた方は以下のページをごらんください．
http://yossi-okamoto.net/Thin-Sections/index.html

本日の研修，暑い中ご苦労さまでした． 2023年7月31日
メールは下記に遠慮なく．
yossi.okamoto<at mark>gmail.com

表題の研修の関連資料を置きます．今年は余裕がなく昨年のものを
そのまま使っていますが何かの参考にしてください．
http://yossi-okamoto.net/2022_Lectures/Sakai_Teachers/Yamatogawa_2022.pdf

一昨年中止となった研修の資料はこちらです．　
http://yossi-okamoto.net/2021Lectures/Sakai_Yamatogawa.html

今日，強調して説明した芝山玄武岩と黒雲母ざくろ石安山岩（石切場火山岩）の話
この２種類の岩石を今日は少し詳しく説明しました．補足説明のために写真を上げます．

まずみかけの違い．芝山玄武岩は風化した表面のかんらん石の部分に凹みができる．黒雲母ざくろ石安山岩は黒雲母（黒），ざくろ石（赤）がはっきりした斑状組織．

芝山玄武岩のかんらん石の斑晶の拡大．かんらん（＝オリーブ）の名前のとおりオリーブ色の結晶がルーペで見える．ただし，風化に弱いために
少し風化するとこの結晶は粘土に替わってしまって，穴が開いたりしてこのような色には視えない．右のスケールは1mm
これの薄片写真（私のWebPageの薄片図鑑のURL）を下に置きます．ご参考に．
http://yossi-okamoto.net/LAOWA/Basic/Shibayama.html

黒雲母ざくろ石安山岩（あるいは柘榴石黒雲母安山岩，石切場安山岩ともいう）の拡大．赤色が柘榴石，黒く平板なものが黒雲母．上と同様にしたに薄片写真を置きます．
http://yossi-okamoto.net/LAOWA/Intermediate/Nijosan_GBA.html

ついでに今日質問があった，サヌカイト（古銅輝石安山岩）の薄片写真は
http://yossi-okamoto.net/LAOWA/Intermediate/Sanukite.html

本日の関連する動画，薄片写真のページ（昨年のもの）

大和川河原の周辺の地質の説明

大和川河原の岩石の見方その１

 岩石の見方その２

安山岩と玄武岩

流紋岩について

赤色チャートについて

放散虫写真（実体顕微鏡＋iPhone，上）　SEM（電子顕微鏡，下，Dr.Thanit氏撮影）

芝山玄武岩の顕微鏡写真（マウスを置くと，偏光写真が変化します）　
http://yossi-okamoto.net/LAOWA/Basic/Shibayama.html

石切場火山岩（ざくろ石黒雲母安山岩）の顕微鏡写真
http://yossi-okamoto.net/LAOWA/Intermediate/Nijosan_GBA.html

岩石ハンマー

少し高いですがEstwing社のハンマーがおすすめです．使い方は当日説明します

研修でお話した，放散虫化石の組み合わせで時代を決定するという原理の説明（これタイの高校で使って，結構うけたので紹介します！）

筆者の薄片製作関連のページ
http://yossi-okamoto.net/Thin-Sections/index.html

2018年の大和川・二上山巡検の様子
http://seagull.stars.ne.jp/Field_Trip_Japan/Yamatogawa/index.html

ほかに国内巡検は下記のサイトにあります．参考にしてください．
http://seagull.stars.ne.jp/Field_Trip_Japan/index.html