2016_IGC35CapeTown_Miscその1 2019.03/04

IGC35,万国地質会議.巡検以外の報告です.今回(2019.03/04)本棚から当時の日記帳のメモが出てきたので,それに沿って記憶を呼び戻して書いています.

まずは出発から行きの航空機,ケープタウン到着まで.

波乱万丈の旅程のみを記した日記は下記をどうぞ.
http://yossi-okamoto.net/Old_HP/Futen/2016_IGC/2016_IGC35_memo_diary.html

航空機は溜まったUAのマイレージを使ったので,中国国際航空かエチオピア航空かの2択でした.どちらも時間がかかるのですが仕方ない.アフリカ系の航空 会社を選択したのですがさてそれが吉と出るか凶となるか.まずは行きのKIX-PVG-ADD-CPT.3本乗り継ぎ.結局関空を出てから34時間の長旅.さらに途中モザンビークにも立ち寄ったのでした.

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いつもの金色のスーツケースとポスターも.このスーツケースは以前に持ってたい銀色の同型のものがAGUの渡航で空港での扱いがひどく,サンフランシスコの空港でコマが壊れたので,帰国後旅行保険を申請し買ってもらったもの.すでに金色し同型の在庫がなかった.この時は広いサンフランシスコ空港のデルタ航空のクレーム受付カウンタを探して文句を言いに行った記憶が. 今回の荷物.結構満杯に近いが岩石サンプルを入れるための余裕を見て14kgだったか.朝にあった高3の2時間連続の選択地学を休みを入れずに10分早く終了して,すぐに環状線から南海へ.関空行きの急行に飛び乗ったのでした.
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とりあえず安定のANAで上海まで.今回はマイレージでの航空券なので,ANAのあとはエチオピア航空を2度乗り継ぎ.アジスアベバ経由という長旅.ところが搭乗口でハプニング.何とラッキーなことにエコノミーが満席でビジネスクラスに座れた!これマイレージのおかげなのか?よくわからないが.早速皆さんがもらっているシャンパンをいただく.ひざから前が広い.2+1+2の真ん中に座れた.
ANAビジネスクラスの食事.とても豪華.シャンパン2杯め!
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さてこのだだっ広い上海浦東空港で,一旦荷物を受け取り,乗り継ぎ便でも入国審査のちまた出国というややこしい手続き.6時間の乗り継ぎ時間待ちをどのようにして潰そうか.すでに待ち行列は地元民の荷物で一杯.喉が乾いたので買った緑茶は甘くて変な香りもついていて1/3飲んだだけで捨ててしまった.これアジアでは要注意.
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エチオピア航空の夜ご飯.まあまあの味かな.丸いパンはいつもついている.
こちらは明け方に出た方の食事.野菜のパスタ.フルーツもついている.パンはさっきのと同じ.
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さて夜が開け始めたアフリカ,アジスアベバに向けてひたすら南西進.
やっとアジスアベバ空港ADDに到着.タラップを降りるが高地で寒い.
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バスに乗り込む.
夜明けのアジスアベバ空港.
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さて今度は2時間ほどの待ち合わせのはずが,1時間遅れでケープタウン行きが離陸.しかしこの飛行機行き先はMAPUTOとなっている.理由はあとで.ひたすら東アフリカ地溝帯を南南西に下る.何か湖が下に見えている.
東アフリカ地溝帯の正断層群を撮ろうとするのだけどなかなかよくわからない.とりあえず線状の構造は写真に納めた.細長い地溝帯を蛇行する河川が見える.
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幾つか地溝帯を直角に横切る河川か.飛行機の進行方向(画面の左右方向)と平行に地溝帯が伸びているのがわかる.
直交する河川のクローズアップ.平行な河川が合流している.
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地質構造に流路が支配される河川の様子がよくわかる.
そうこうするうちに機長からのアナウンスがあって,左手奥がアフリカ最高峰キリマンジェロだったか.手前にも1つピーク見える.
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流体力学的な雲.何とか不安定だったか.
何か長尺米と魚の昼食.ケーキは例によって甘すぎる!
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何か鉱山のような感じがする.
かなり大きな河川.
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焼き畑の煙であたりが霞んでいる.アフリカではよくある.
珍しく都市の上空を飛ぶ.
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この右上の青はマラウィ-湖だったかインド洋だったか.記憶が薄れている.
さて行き先だったMAPUTO空港に到着.モザンビークの首都にある空港です.ここでは給油のみで,我々は降りずに飛行機内で離陸の時間待ちをします.降りた人もいたかな?とてもローカルなのんびりした雰囲気の空港でした.
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さてモザンビークの街をあとに,西進して南アフリカ上空に達します.
南アフリカに入るととたんに山がちな風景に.
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ドラケンスバーグの荒々しい山々にさしかかります.
侵食で残った残丘が崖で囲まれているのがこの山塊の特徴.
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侵食で残された部分が万里の長城のように連なる.
さて,長い旅の目的地.ケープタウンのテーブルマウンテンと沈む夕陽.この旅の会心の1ショット!
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さて長いTaxingが終わるころにはとっぷりと日が暮れてしまいました.
座席が隣りあわせたケープタウン在住の彼女.ウガンダでの仕事の帰りだという.地元の治安について聞いたほか,遅れた飛行機の到着で迎えの運転手に連絡を取るため,番号を渡して彼女の携帯で業者に電話をかけさせてもらった.感謝!


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