Processing(開発言語)について 2021年8月26日
<経緯>
筆者は,長らく教材開発にプログラミング言語を用いてきた.その経緯は
1980年代:MSDOS版N88BASIC(有料) (PC9801上で)
1990年代:上記に加えて Linux上でC言語(以下無料ソフト)
2000年代:C言語をLinuxのX11環境で使いやすくするeggxライブラリの使用
2010年代:Processingの出現で,これに重点を移して現在に至る.
となります.
プログラムの大半はBASICで学んだので,現在でもその特徴から逃げることができません.
例えばローカル変数や関数などの概念は現在も苦闘中です.C言語のポインタなどは最後まで使えませんでした.
<優位点>
Processingの優位点は
1.無料でプラットフォーム(OS)を選ばない.つまりWindows,Mac,Linux,あるいはスマホ上でも動く(らしい)
2.画像処理に特化していること(面倒くさい前処理なしに,コマンドで絵が簡単に描ける)
3.言語構成,文法が比較的簡単であること
4.本体はJAVAで書かれているので,JAVAとの親和性が強い
などが上げられます.特に上の1〜3は教育現場のものが,片手間でプログラムを組むときにとても扱いやすいと考えている.
<参考サイトなど>
Processingの参考サイトとして,
魔法の言葉
http://dev.eyln.com/books/magical/help/reference.html
Processingと連動して用いるArduinoIDEの指南サイト
https://nobita-rx7.hatenablog.com/entry/27404750
同じサイトでProcessingのTips
https://nobita-rx7.hatenablog.com/archive/category/Processing
ファイルの扱いなど.
https://codeaid.jp/processing-fileio/
などが有用です.
プログラム上達の秘訣は,習うより慣れろ.Processing本拠にあるExamplesの幾つかをまずダウンロードして,このプログラムを少しずる改良することで,知らないうちにプログラミング技術に慣れていくと思います.
Copyright
(c) Yoshio
Okamoto 2021, all rights reserved.