2014インド学会&地質巡検記 2017.07.10

インドの学会(GeoSciEd7,国際地学教育学会)と付帯した地質巡検(Deccan Traps)に出かけました.写真によるその報告です.
なお以下の記述は2017年7月に記憶やメモ,当日の資料をもとに書いたもので,かなり記憶の混乱もあります.ご了承ください.
全体図はその1を参照ください.


デカン高原巡検記その2. Lonar Crater> Aurangabadから136km東(ハイデラバードに若干戻る方向)


Lonar Crater 全景(OSM,Open Street Mapより)


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車窓から見る溶岩流とその下の赤いタフ質な部分.
これはキャンプなのか.
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村の風景.今回の巡検は田舎町の風景が続く.
これは果物屋さん.いずれも車窓からで買う機会はめったになかった.
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レストランでのブランチ?
なぜかあたりのスコリア状の穴の開いた溶岩のかけら.コーヒーは例によってインスタント.
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このあたりが入り口だったか.
とりあえず車を降りて,歩く
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ガイドが先導して湖への道を降りる.
道端に咲くランタナ.日本の園芸種の原産はこのあたりなのか.
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すぐに丸い湖面が見えてくる.女性は今回の巡検のリーダーでスッダさん.学位を持った地質の研究者.
あたりにやや破砕された玄武岩.このクレータは世界で唯一の玄武岩台地に作られたものだとか.やや破砕された玄武岩のたまねぎ状風化.
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こちらも破砕された玄武岩.
湖面への道を下る.
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これも破砕の進んだもの.
すぐに湖面と同じクレータの底に到着.
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林の影に湖面が光る.
やがてレークサイドに到着.
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湖面に緑の藻
巡検ガイドが手に取ってくれる.
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さらにクレータをガイドする地元の若者が水の色を比べてくれる.これ説明を聞いたのだが忘れてしまった.
地面に転がる白い転石は,玄武岩の空隙にできた瑪瑙
などの2次鉱物.
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何かの実がなっている.これを食べるのかあたりにはサルがたくさん生息する.
クレータの底はキャンプ地に適してそうなのだが,こんな気持ち悪いものがうじゃうじゃ.日本では見たことがないサイズのヤスデだという.
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ガイドは素手にとって見せてくれたがとてもそんな気にならない. 樹木の上に住むサル.ベルベットモンキーみたいなやつ.
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名前を聞き忘れたきれいな花.
こちらはおなじみのランタナ.再度道をリムまで登り始める.
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古い遺跡があり,
溶岩流も
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これはマグネの調査で穴を抜いたものを.
これが空隙の瑪瑙か沸石.
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登りで疲れたので遺跡の建物脇で一休み.
遊歩道が整備されている.
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立派な遺跡がありました.
下にはこんな池も.
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野生の豚?がいるのはこの国の特徴か.
こちらはやぎか.
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流理構造なのか破砕構造なのかよくわからない.
こちらも同じ.衝突構造のシャッターコーンとかを探したのだけど,非力な私の眼力では見つけられなかった.
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これは確か別の池.こちらも丸くてクレータ形成だという説明を聞いたような気がするが定かではない.
もう一度リムに戻って写真を撮るがすでにLumixの設定がおかしくなっていて青く色づく.この日以降この高級一眼のLumixはISO13200というとんでもない設定に変えられて,1000円のデジカメよりひどい画像を最後の日まで記録し続けた.
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にわかに雨が降ってきて,そうそうに車に急ぐ.
雨が晴れたので車を降りるとなぜか水牛の集団に出くわす.
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よく見ると羊飼いならぬ水牛飼いのひとが後ろからついてきた.
何かモニュメントのところで記念写真.黒いシャツが今回の巡検リーダーのNatraj氏.大阪市立大の研究者を知っているということで自分がその院生(社会人入学,2014年当時)だというと喜んでくれた.その後何かと話しかけてくれるようになった.
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もう一度クレータ全景.
帰り道の田舎のトイレとか
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食事とかの紹介. さてくだんのガイドは我々がわずかにはずんだ千円ほどのチップに感激して,帰りにバスをわざわざ自分の村まで案内して自宅を見せてくれました.
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自宅でナンを作る奥さん.突然の来客で恥ずかしそうにしていた.
彼の2間だけの貧しい住まい.ガイドの仕事で息子2人を学校に行かせていると言っていた.
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やっと奥さんの御尊影が撮れました.
帰る頃には村のこどもたちが一杯.我々外国人はまだまだ珍しい国なのです.


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