南アフリカ渡航記 虹の国への学会と地質巡検 03/19 2011新設.

ブライデリバーキャニオン周辺編.巡検6日目(9月8日)(03/27暫定版,リンクの大きな写真は少々お待ちください)
ブライデリバーキャニオンとニルスプリット周辺の地質の巡検
このあたりはヨハネスブルグ周辺でも見られる,侵食に強い26億年前のTransvaal SG(Super Goup)のMain & Black Reef Quarziteとその直下のやや侵食されやすいドロマイトやチャート薄層を挟むVentersdorp SGのWolkberg Gから成る.と各種資料にある.

クルーガー国立公園のゲートを出て,ひたすら西に走り,まずごらんのショッピングサイトで朝食.
WIMPYという英国資本?のレストランでまずは朝食.
でかいマグで泡だったメガコーヒーを飲む.確かハンバーガーを食べたか.
例によって観光地でないところのトイレは便器が高い!
God'WindowとMacMacFallsは霧で天候が悪くあきらめ先にBlydeRiverCanyonを目指したが,ここもすぐに雲がかかりだす.
とりあえずエスカープメントの片鱗は覗けたが,
肝心の有名なスリーシスターズなどの西方が曇ってきてだめ.この旅後半は天候に恵まれなかった.
仕方なく700m下の谷間を覗く.
Black Reef Fmのものと思われるクロスラミナ.
同じくクロスラミナ.
まだドライバーD氏は名残り惜しそうに写真を撮る.この場所翌日も訪れるが結局雲が晴れずあきらめる.本当はこんな景色が拝めるはずだったのにとても残念!
仕方なく駐車場に引き上げる.
途中の道すがら,敷石に見事なリップルマーク.
こちらは乾裂の跡か.
寒いし,観光客もいない土産物屋は開店休業状態.
とても良さそうな敷物を置いていたが,仕方なくポットホールに向かう.
少し標高が下がるとこのように雲ははれるのだが,
望遠レンズでまだ口惜しくエスカープメントを撮る.
晴れている村を通過して,
ポットホールに入場.料金がいるみたい.
駐車場ではベルベットモンキーがお迎え.
ポットホールまでの遊歩道を歩く.
ここでも敷石に見事なリップルマーク.
こんな様子.
やがて侵食でできた見事な廊下が姿を表す.
このあたりがポットホールの白眉.
上流には滝が連続.
どこかの中学生が遠足で来ていて危ないところから脱出.
遊歩道が縦横に廊下と滝を巡るコース.
石英礫がなぜか砂岩の中に含まれる不思議な地層.
こちらは例によって見事なクロスラミナ.
駐車場まで戻る途中にあった小さな博物館.
さて昼食の店の看板は各国語での挨拶.でも日本語がおかしい!
例によってサンドイッチの昼食.D氏などはあきもせずパンケーキを注文していたが,私は飽きてしまった.
例によって高い便器と子供用の台?
さて,ここから少し走ったところでD氏が昔学生のときに来たドロマイトのコーブの入り口を案内するとのことで出かける.
日本のわらびと同じ種類を発見.早春の季節を感じる.早速これは日本では貴重な食料なのだと説明.
霧が濃くなって来た.
ストロマトライト風の石灰岩.そうかどうかはわからないけど.
同じく石灰角礫岩.
早春なのできれいな花があちこちに.
これも変わった植物.あたりはスキー場のような斜面.
結局D氏の目標はわからず,牛の群れの側を通って帰る.
ストロマトライト風の石灰岩パート2.
帰り道でこのポキュパインという動物の細い毛というか刺を拾った彼らがみやげにくれる.
この日の宿は古い金鉱の町,ピルグリムズレストの由緒あるホテル.何か鉄道の駅みたいなたたずまい.
部屋は古いヨーロッパ開拓風.
こちらは手洗いとバスルームの方角.
トイレもおつな雰囲気.
天井には「戦場に掛ける橋」風の扇風機.
夕食前にバーで記念写真.思えば6日間同じメンバーでここまで来た.
こちらはそれを見守るバーのスタッフ.F嬢がセルフタイマーのセット.
ビールが進む進む.
今宵はちょっと豪華にムール貝の煮物とパン.
そしてメインディッシュは新聞紙に包まれたフィッシュアンドチップス.結構おいしかった.
サラダまで豪華に用意された.この晩は1人部屋で同室者の咳に悩まされずに,6日ぶりに安眠できたことは言うまでもない.

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