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通販で購入したトランス類．こんなしっかりしたトランスをまだ日本で安
価に作ってくれているのに感謝．２個で約１万円弱
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シャーシに真空管ソケットの穴をシャーシパンチで開けているところ．
1mm厚でも油を注さないと結構硬い．
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それをリーマーでごりごりと削り所定の大きさにします．手前はUSソ
ケット．アルミのバリをきれいに取るのが大事．
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とりあえずトランスと真空管ソケット類を仮づけ．この段階で各パーツ相
互に邪魔な干渉がないかをチェックするのが重要．（立体的な感覚はいくら精密に図面を引いても解らない．実際に組み立てることが大事！）
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こちらは最近のアンプ製作で流行りのベーク板にあらかじめパーツの位置
を決めておく手法．ただこのハトメのカシめに苦労．専用の道具はついにみつからず，手芸用の菊割棒で裏からご覧のように開く．ハトメは2.5mm径のもの
を「デジット」で購入（ハトメは日本橋でここしかなかった）．
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シャーシの方もこのように一度きれいに塗装すると俄然やる気がでる．ご
らんのトランスの穴はハンドニプラーという道具で開けます．真空管アンプ製作マニアのうちの所属長はこの穴あけのやりすぎで腱鞘炎になられたとか．
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まずはさきほどのベーク板に実体図に沿ってパーツをハンダ付け．
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それが済むとシャーシ内に電源，ヒーター回路からハンダ付け．
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トランスまわりは結構ハンダ付けで気を使うところです．
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ヒーターの端子から100Ωの抵抗をそれぞれアースに落とします．ハム
バランサーという処理です．
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さきほどのベーク板の回路に周囲への線をつけて
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裏側はこんな感じ．下側はアースの引き回しです．
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| これをちょっと狭いシャーシ内に組み込んでいきます． |
その間を縫ってスピーカーBOXも作ります．コーナンで買った松の集成
材を切ってボンドで張り付けます．
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スピーカーをバッフル板に取り付け，サランネットにあたる黒布を張りな
がら，タッカーで打ち付けていきます．
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箱にアンプを吊るしてみたところ．なかなかうまくできています．
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スピーカーを取り付けたバッフル板は後ろの桟からネジで固定される恰好
です．
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バッフル板を前からみたところ．バッフル板はサランネットの厚さを考え
周囲より数mm以上小さめにします．
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| 祈るような気持ちで火を入れましたが，何事もなく真空管が温まり，澄ん
だギターの音が響きました．VRのつまみはちょっとあり合わせのもので済ませたいます． |
真空管．6V6GTはPP用を２本セットで買いました（Ele-ham
製）．他はSovtek製です．電源のコンデン
サの容量が小さくハムを心配しましたが，何とか許容範囲です．オリジナルチャンプはもっと小さなコンデンサの値もあり驚きます． |
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アルミ板と抵抗でアッテネータを作ってみたした．フルVRにすると近所
迷惑なので．アルミ板は万力で曲げて必要な穴を開けます．
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アッテネータの計算はこのサイトで．-19dBで７オームと１オームの
抵抗でOKです．また７オームは５オームと２オームの直列にして，２オームの方に落ちる高域を補正するため2.2マイクロFのコンデンサ（バイポーラタイ
プ）を並列につけてあります．
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さてこのキャビネットに本家ツィードにちょっとだけ似た綿の布を木工用
ボンドで貼っていきます．これが結構大変．特に角の処理はなかなかうまくいかず，この例でも実は失敗しています．
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こんな風に斜めに処理したのは失敗です．90度に折るべきだった．手前
は布の厚さ分だけ，小さく加工するため一旦サランネットを剥いだSPボードです．
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最後の工程で一波乱．真ん中のハンドルを止めている６mmのビスの頭が
何と格納したアンプのトランスに当たってしまっています．
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仕方なく万力でビスを挟んで，長さを縮めるためにカットするのですがス
テンレス製でこれが硬い．金のこの刃２枚とヤスリを1本，ほとんどおシャカにしました．
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ツイードならぬ綿の布の色合いはまあまあというところ．はるかに東北の
会社から取り寄せたハンドルも丈夫でしっかりしています．
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重さは優に10kgはありそうでチャンプにしては重くなってしまいまし
た．布を貼った裏蓋をはめて完成です．移動を考えて小さなキャスターを４隅につけました．音響的には直置きの方が良さそうですが．
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