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すでに稼業を止めた銀山(実は銅山)は現在鉱山博物館に変身.
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まずは坑内の鉱石などが展示される博物館に.
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巨大な鉱脈の一部や
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鉱石のサンプルの展示.昔の海底堆積物の間に沈殿したブラックスモーカーに似た熱水鉱床のようです.黄銅鉱,黄鉄鉱,銀鉱などが主要な採取対象だったようです.
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最近まで働いていた鉱夫たちの衣装や
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坑道の立体模型などの展示です.
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中でもこれは,坑道内の原動力となった巨大な水車の模型です.水を送り込み,鉱石を外に持ち出していました.
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さて,坑口は目だたない場所に.ヘルメットをつけて入坑します.
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坑道内の至るところに銅の2次鉱物が染み出しています.
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これ難工事の末に据え付けられたメインエンジンである.巨大な水車.これで鉱石のバケットを持ち上げます.目的に応じて両方に回転させます.
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こちらは別の目的の水車で一方方向にしか回らないものです.水車ですから落とした水はまた別の方法で外に汲み出されるとか.とても複雑な機構になっていたようです.
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1時間ほども説明を聴いて巡ったあと,やっと出口が見えて
きました.案内の人は女の人でしたが,いずこも同じで鉱夫は男しかいないとか.巡検のオーナー(女性)は自分も不幸なことが起こるという迷信のため鉱山の
坑道への立ち入りを拒否されたことがあるとか.こればかりは日本も同じですね.
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坑道を出て鉱山の裏山に登ります.
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大きな鉱脈露頭の側をとおり,
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これはその拡大.スレートのような頁岩の中に鉱脈が染み込んでいるようです.
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巨大なずり(鉱脈で不要になった石を野積みしてある)を横にみて,
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さらに山を登り詰めると古風なレストランの塔が見えてきました.ドイツの中世の面影があり雰囲気が満点です.
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見事な古都ゴスラーの街を望める,展望台兼レストランに到着.ドイツらしい古都の絶景にみんな息を飲んでいます.晴れていて良かった.
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この日の昼食はチーズサラダを頼みましたが,とんでもない大きさで半分残してしまいました.ちなみにチップはこのようなレストランの場合は清算時にお釣りの一部を渡すのが普通のようです.私もトルコ系だと思われるキュートな彼女に1ユーロを手渡しました.
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ここで重要な発見.ドイツのレストランの飲み物はいずれもこのようにどこまで飲み物を入れるかというスケールが付いたコップにそのスケールを越えた量が入ってきます.何でも法律で決められているとか.いかにもドイツらしい習慣です.
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これが有名なソーセージです.韓国のS先生が選んだもの.早速写真に撮らせてもらったあと,味見をさせてもらいました.日本のソーセージよりややパサパサな印象.これも2人前はあるでかいものです.
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午後またまたアウトバーンを飛ばしてドイツ中央部.ブロッケンの妖怪で有名な地帯.ローン山地の近くの村のホテルに到着.
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1枚だけサイズの違う写真を.このホテルの外で林檎の木をみつけましたが,ごらんのように1本の枝に違う実がなっています.カナダの参加者がみつけて教えてくれました.不思議ななり方です.
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このホテルの庭で夕刻のワークショップが開かれました. |
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ホテルの庭に日時計が.極軸がひどく立っているのがわかるでしょうか.北緯53度くらいですから,こうなっています.
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ワークショップに集まった参加者.夕刻というのに高緯度の影響でまだ陽が高い.
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小麦粉に色をつけた地層でこれまで巡検で辿った地域の地質図を作りました.安い費用でわかりやすい説明がなされます.私はあてられていつ英語の説明を求められるかと実はひやひやしていました.
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韓国の古生物の専門家L先生とその大学で学ぶ高校の先生がワークショップのまとめを汗をふきながら書いてくれました.
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夜はみんなでホテルのレストランのテーブルを囲んで夕食です.ここまできたら,もう会話にも大分なれて,この日は英語でちょっとスピーチをしました. |
ホテルの夕食はこんな風に,各種ハム,チーズ,野菜,揚げ物などのバッフェスタイルで,パンを少しとります.この日のビールは自主申告制で何本飲んだかをレシートに書き込みます.
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私が泊まったのはこの別館の最上階で,
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ごらんのように屋根裏部屋でしたが,たいそう広く豪華な部屋でした.
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こちらはシャワー室と洗面所です.巡検中のホテル費用などはすべて巡検費用に込みで,私は少し追加費用を払ってずっと一人部屋にしてもらいました. |
800番のルームキーと飲んだビールの申告書.翌日朝チェックアウトのときに清算されました.
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ちょっと奇妙なシャワーノブで最初なかなか使い方がわからなかったものです.ちょっとした湯をためる段があるくらいでバスタブがあるホテルは稀でした.
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部屋の窓から村と遠くに教会の塔が見えます.このようにドイツの村はどこも赤い屋根と中心に教会があるのが特徴.
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