秋の清々しい土曜日,今年から私に替わって,某大学の地学演習を担当してくれる知り合いのM先生の希望で,地学実習の下見に香芝市にある屯鶴峯(どんづるぼう)を久々に訪ねました.案内者として,いつもの旧友B先 生の知り合いで,大阪の定時制高校の教員をしながら,火山地質学で学位をとられた佐藤隆春先生をお願いしました.佐藤先生はこの二上山の地質を昔から研究 されている方で,二上山のほか,室生火山群などで多くの論文を書かれています.屯鶴峯は二上山を中心とした地域の新第三紀中新世の活動の中期に,このあた りに生じた,水底に堆積した火砕流を主にする堆積物(異論がある,後述)とされていて,その異様な侵食地形からこの名前がつきました.二上山の地質は多く の研究があり,少し古いですが,レビューとして佐藤さんも著者になっている,https://www.kubota.co.jp/.../pr/urban/pdf/28/pdf/28_3_5.pdf
があります.あと参考文献は佐藤さんの,https://www.jstage.jst.go.jp/.../44.../_pdf/-char/ja,さらに写真の説明で出てくる,この火砕流の大部分が従来の定説の水底ではなく,陸上堆積ではなかったかという論を立てた中村ほか(1998)
https://www.jstage.jst.go.jp/.../43/6/43_KJ00003507031/_pdf
です.自分のためのメモ書きとして,写真と記事を残します.