高速を飛ばして,途中少しだけ「さらし首」層の偵察.その後,串本でレストランをさがしてようやく見つけたお好み焼き屋でモダン焼きを注文したのですが,結構焼き方が難しい! |
うまく焼けたのですが,かなりのボリュームで半分近くを夜食用にお持ち帰り. |
三宅(1981)で記載されている海岸露頭.青少年野外センターのキャンプ場から降りる場所.各種はんれ https:// |
さらにその北側に貫入している白いグラノファイヤーの露頭.B氏がスケールになってくれた. |
しかし緑色の塩基性岩との貫入関係はとても複雑でなかな |
塩基性岩も実はドレライト(左側)とはんれい岩(右側) |
三宅論文にあるもう一つの露頭.こちらは青少年センターから隣の街区の別荘地と太陽光発電の並ぶ海岸台地のどんつきの駐車場から,細い道を海岸にたどります.途中から痩せ尾根となり最後は,ごらんのロープを伝って海岸に降りるきわめて難路の海岸露頭.これ一人だとかなり危ない場所. | しかし難路を降りるだけの値打ちはあって,ここには海食台と崖に見事 |
論文にクローズアップのスケッチがある場所だと思われる.白いグラノファイヤーと緑のドレライト(粗粒玄武岩)の岩脈が平行に走る場所. |
岩脈部分のクローズアップ. |
貫入関係の複雑さを垣間見せる露頭.これ形成順をタイの |
クローズアップ.周囲の塩基性岩がXenolithとして取り込まれているように見える.また水平な白い脈岩とは別に,写真で垂直方向に貫入する粗粒の白っぽい岩石が見える. |
駐車場に戻るのにまた,ロープを辿って急ながけを登る.サンプルをかついでとても大変だった. |
ロープを登った尾根からの海の風景. |
そして今度は立派な橋を渡って大島に渡り,その東海岸にある名勝,海金剛を訪ねた. |
あとで訪れる樫野崎灯台が遠望できる. |
1日め最後のジオサイトこの大島 |
薄緑色をおびたごろた石で産められた海岸.向こうに神社の鳥居も見える.すでに陽が傾いたなか,適当なサンプルを探す. |
確かに斜長石の斑晶が目立つ溶岩の部分と,やや凝灰質の |
こちらはタフ質な部分が泥岩を取り込んでいる.これは論文にも記載がある. |
ここから急いで樫野崎灯台方面に向かう.まず有名なトルコ軍船遭難碑を訪ねる. | 一番沖側の岩礁のあたりで座礁したとか.68名は救助さ |
その記念碑の近くの樫野崎灯台. | 由緒ある灯台のようで,ジオパークの看板が詳しく伝える. |
17時を回ってもトルコの産品を売る土産店がまだ開いていた.ただしスタッフは日本人. |
そして夕暮れに映える,トルコ建国の父ムスタファ ケマル アタテュルク騎馬像. |
夕食は串本の大阪王将の天津飯定食.まだ昼のモダン焼きが残っているのでこれでも控えめ. |
串本駅前のビジネスホテル.素泊まり5900円.まあまあのホテル. |